投稿記事

国際交流基金賞に輝いた「モンゴル日本語教師会」の歩み~『にほんご できるモン』を生み出した情熱、連携、そして継続性~

 モンゴル日本語教師会が、2024年度国際交流基金賞に輝いてから、半年が過ぎ去りました。そして、今年GWの最中、授賞式翌日に実施された「受賞記念講演会」の動画が公開されました。タイトル、およびURLは以下のとおりです。        「モンゴルにおける日本語教育とモンゴル日本語教師

ベトナムの若者を支援し続けてきた「FUJI教育基金」の30年の活動~6,500人に奨学金を贈り続けて……~

杉並区でボランティア活動を続ける齋藤さんは、1996年から仲間とともに「FUJI奨学基金」を発足させ、2025年2月まで活動を続けてきました(2006年に「FUJI教育基金」と名称変更)。しかし、会員の高齢化などの理由から会を閉じることとし、これまでの歩みをまとめたものを見せてくださいまし

 さまざまな「困難」を乗り越え、大学院を修了した近咲子さん!~すばらしい「学びの杖」を手にした社会人大学院生~

今日3月23日に、フェイスブックにて近咲子さんのメッセージを目にしました。「修了生代表挨拶の抜粋を拝読して、感動! 「こんな大変な状況の中で、みごと大学院を修了なさったのだなあ」と、胸がいっぱいになりました。実務教育学修士の学位を取得しました。名誉なことに、実務教育研究科

  『東京女子大学 翻訳者に聞く」』を手にして~杉並区子ども日本語教室での出会い~

杉並区子ども日本語教室では、できるだけ地域社会とのつながりを大切にしたいと、教室の受け付業務は、東京女子大学の学生さんにもアルバイトとして一部担当していただいています。これは、大学生の方にとっては身近に「子どもの日本語支援」の様子を見ることができ、また、子ども達にとっては「大学生のお姉さん達」と触

日本語学校における25年目の「落語鑑賞会」~スリランカ出身の留学生も小噺を披露~

          私が以前勤めていたイーストウエスト日本語学校では、毎年1月末になると「落語鑑賞会」 が行われます。やってくださるのは、桂扇生師匠です。本当にちょっとした出合いが、こうして四半世紀におよぶおつき合いに発展していくとは、嬉しいかぎりです。    出合いについ

 山脇ゼミ主催:第12回なかの多文化共生フォーラム~多様性のあるやさしいまちをめざして 災害時の多文化共生~

 酒井区長のご挨拶12月4日(水)、明治大学山脇ゼミ主催の「なかの多文化共生フォーラム」が実施されました。9月末から指導教員の山脇さんがサバティカルでオーストラリアにご滞在という状況下、ゼミ生が主体的に動き、力を合わせて企画・交渉・運営に関わってきたフォーラムです。練られた企画、みごとな進

 「やさしい日本語」、各自治体の取り組みのご紹介 ~多文化共生セミナー「やさしい日本語×ラップ、3年後のいま」より~

やさしい日本語をテーマに、ラップで歌ったミュージックビデオ「やさしい せかい」が公開されたのは、2021年9月のことでした。あれから、3年経ち、動画のヒット数も6万7千回を記録しています。コロナ禍での作成で、いろいろな苦労もありましたが、多くの方に聞いていただくことができ、関係者一同嬉しい思いでい

日本初の「町立日本語学校」としてスタートした東川日本語学校~「町づくり」とともに歩んだ学校づくり~

9月16日、北海道上川郡にある「日本初の公立東川日本語学校」を、教師研修のためにお訪ねしました。10年前に、新聞記事で東川日本語学校誕生の記事を読んでいた私は、東川という町、東川日本語学校という「日本初の公立日本語学校」に、大きな関心を寄せていました。今回現地でさまざまな方にお会いして、誕

ウィスコンシンで出合った「オクラホマ大学のTシャツ」~Tシャツに込められた「日本語学習」への思い~

8月1日から3日に、ウィスコンシン大学マディソン校にて、 日本語教育国際研究大会(ICJLE)が行われました。2年ごとに(ある時期は、毎年)実施されていましたが、コロナ禍などの影響で、今回は6年ぶりの実施となりました。湖畔に面した素晴らしい大会会場、熱気あふれる発表やワークショップ

日本語教育国際研究大会に参加して考えたこと~米国の日本語教育の現状と課題~

8月1日~3日に、日本語教育国際研究大会2024(ICJLE)が、ウィスコンシン大学マディソン校で行われました。コロナ禍があり、2018年のヴェネチア実施以来、なんと6年ぶりの開催となりました。今回は、全米日本語教育学会(AATJ)とカナダ日本語教育振興会(CAJLE)の共催での実施です。

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