投稿記事

シンガポールにおける日本語教育事情~さまざまな「動き」の中で~

久しぶりのシンガポールでの研修、いろいろ新たな動きを目にすることができました。これまでシンガポールに出かけても、時間的な理由などで記事に残していなかったことから、「今回はぜひ発信したい」と考えました。シンガポール国立大学にて■人口10万人あたり、世界第6位の日本語学習者数人

国際交流基金賞に輝いた「モンゴル日本語教師会」の歩み~『にほんご できるモン』を生み出した情熱、連携、そして継続性~

 モンゴル日本語教師会が、2024年度国際交流基金賞に輝いてから、半年が過ぎ去りました。そして、今年GWの最中、授賞式翌日に実施された「受賞記念講演会」の動画が公開されました。タイトル、およびURLは以下のとおりです。        「モンゴルにおける日本語教育とモンゴル日本語教師

ウィスコンシンで出合った「オクラホマ大学のTシャツ」~Tシャツに込められた「日本語学習」への思い~

8月1日から3日に、ウィスコンシン大学マディソン校にて、 日本語教育国際研究大会(ICJLE)が行われました。2年ごとに(ある時期は、毎年)実施されていましたが、コロナ禍などの影響で、今回は6年ぶりの実施となりました。湖畔に面した素晴らしい大会会場、熱気あふれる発表やワークショップ

日本語教育国際研究大会に参加して考えたこと~米国の日本語教育の現状と課題~

8月1日~3日に、日本語教育国際研究大会2024(ICJLE)が、ウィスコンシン大学マディソン校で行われました。コロナ禍があり、2018年のヴェネチア実施以来、なんと6年ぶりの開催となりました。今回は、全米日本語教育学会(AATJ)とカナダ日本語教育振興会(CAJLE)の共催での実施です。

研究会「オーストラリアで日本語を使う子どもを育てる」に参加!~「継承語から繋生語」という考え方に魅せられて~

    ~「継承語から繋生語」という考え方に魅せられて~8月末、オーストラリアで継承語教育に関わるトムソン 木下 千尋さんが、アクラスをお訪ねくださいました。昨年から「子どもの日本語学習支援」に関係を持ち始めた私は、トムソンさんのお話を夢中で伺っていました。その中で、次のようなトムソンさん

わたしたちの「漢字ナーダム」~ウランバートルの現場から~

  説明:ある日私のところに、モンゴルから13冊の漢字の本が届きました。それは、ウランバートルで長年活動を続けていらっしゃる中西令子さんからのプレゼントでした。私はこの思いがけないプレゼントに感動。中西さんに「この漢字の本が出来たプロセスについて是非書いてください」とお願いしたのでした。皆さま、是

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