現場から

 「やさしい日本語」、各自治体の取り組みのご紹介 ~多文化共生セミナー「やさしい日本語×ラップ、3年後のいま」より~

やさしい日本語をテーマに、ラップで歌ったミュージックビデオ「やさしい せかい」が公開されたのは、2021年9月のことでした。あれから、3年経ち、動画のヒット数も6万7千回を記録しています。コロナ禍での作成で、いろいろな苦労もありましたが、多くの方に聞いていただくことができ、関係者一同嬉しい思いでいっぱいです。   

毎年、作成を記念して、9月には多文化共生セミナーを実施してきましたが、今年も以下のようなプログラムで実施しました。

◆第1部「ラップのインパクト」

   ・MV上映   ・出演学生たちの今   ・プロデューサーの思い

◆第2部「リレートーク」

   ・東京都   ・静岡県    ・名古屋市   ・山形県

   ・高知県   ・メルカリ  ・MORE       ・まとめ

◆第3部「若い世代」

   ・山脇ゼミ  ・順天堂大学  ・やさしい日本語コンテスト  ・フロアとの質疑応答

オンラインでの実施であることから、さまざまな地域からもご参加くださり、「もっと時間がほしい!」という思いを抱いての閉会となりました。一つひとつご紹介したいところですが、今回は、5つの自治体が当日使用した資料を提供してくださったことから、その資料をご紹介することとします。

こうした実践に関する情報を共有することで、それぞれの新たな取り組みへのヒントが生まれ、また、アチコチで「やさしい日本語」の活用が広がっていくことを願っています。

*東京都  

   /https://acrasweb.jp/wp-content/uploads/2024/10/東京都村田やさ日ラップ資料公開用.pdf

*静岡県

   /https://acrasweb.jp/wp-content/uploads/2024/10/静岡県のやさしい日本語の取組.pdf

*名古屋市

   /https://acrasweb.jp/wp-content/uploads/2024/10/名古屋市中区社会福祉協議会資料.pdf

*山形県

   /https://acrasweb.jp/wp-content/uploads/2024/10/山形県資料.pdf

*高知県

   /https://acrasweb.jp/wp-content/uploads/2024/10/高知県資料.pdf

最後に、動画「やさしいせかい」の作成者である吉開さんの「1年間の活動報告」と、「やさしい日本語コンテスト」のご紹介です。

*「2023年10月以降の活動報告」(吉開章

   /https://acrasweb.jp/wp-content/uploads/2024/10/y吉開 やさしいせかい周年イベント2024.pdf

*「やさしい日本語コンテスト」※今回の対象者は高校生です。

   /https://www.yasanichi.com/contest2024

なお、明治大学のホームページには、参加者の声も含め、詳しい実施報告記事が載っています。ぜひそちらもご覧ください(第1部「プロデューサーの思い」、第3部「山脇ゼミ」「順天堂大学」の資料に加え、参加者の声などもアップされています)。

*明治大学サイト<「やさしい日本語ラップ」の制作3周年を記念した多文化共生セミナーが開催されました>

      https://www.meiji.ac.jp/nippon/info/mkmht000001rft3s.html

       ♪     ♪     ♪     ♪     ♪

やさしい日本語ラップ動画「やさしい せかい」をまだご覧になっていない方は、ぜひこの機会にご覧ください。

3分半の短い動画です。楽しく、わくわくしながら見ることができます。そして見終わってからは、お仲間とさまざまな対話をお楽しみください。こうして「やさしい日本語」の輪がどんどん広がっていくことを願っています。

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