投稿記事

 みんなと歩んだ「日本語教師人生」~文化庁長官表彰を受賞して思うこと~

12月14日、令和4年度の文化庁長官表彰を受賞いたしました。これもひとえに、日本語教育に関わる方々をはじめ、さまざまな方との協働があってこそ、自分がめざす方向に進んでいくことができたのだと、感謝しています。授賞理由に、「日本語教育の専門家・実践家として」という文言がありますが、現場

2022年度 東京都ダイバーシティ・プレゼンコンテスト~長い時間をかけ、チームで作り上げた「都への提案」を込めたプレゼン~

11月20日(日)、東京国際フォーラムで、5つの大学生チームによるプレゼンコンテストが行われました。このイベントのテーマは、以下のとおりです。   ダイバーシティー&インクルージョン~大学生が考える東京の未来~このイベントは「東京都主催:ヒューマンライツ・フェスタ東京202

中野「ちえるあるこオリンピック」は大盛会!               ~多文化共生まちづくりをめざして走り続ける大学生~

11月12日(土)に、「中野にぎわいフェスタ」のイベントの一つとして、中野セントラルパークにて「四季の森にぎわいイベント」が行われました。さまざまなお店が並ぶ中、明治大学国際日本学部山脇ゼミでは、「ちえるあるこオリンピック」を開催しました。このイベントは、1年という月日をかけて、さ

「受けた教育は、誰からも奪われない!」と語るクリスチーナさん~人生を変える「ことばの学び」~

      浜松市で活躍する日系ブラジル人三世のクリスチーナさんの生き方については、『外国にルーツを持つ女性たち 彼女たちの「こころの声」を聴こう!』(2020,ココ出版)の第11章、12章で紹介しました。その生き方、考え方には多くの方が共感し、メッセージをくださいました。

日本語学校の留学生、小学生との≪対面での交流授業≫で大活躍!~「生の触れ合い」は、宝もの~

9月16日(木)、杉並区立八成小学校では、恒例の国際交流の授業が行われました。講師を務めたのは、イーストウエスト日本語学校の3人の留学生でした。それぞれが自国の文化や習慣を紹介し、小学生といろいろやり取りをするという内容です。3人は、工夫をし、個性豊かなパワーポイントを作って授業に臨みました。

イーストウエスト日本語学校のスピコン、3年ぶりに「全員ホールで参加」!

2022年9月6日、中野ゼロホールでイーストウエスト日本語学校のスピーチコンテストが行なわれました。2020年3月にコロナ禍に入ってから、2年間は会場でオンライン参加者用の設備を設定し、ハイブリッドでの実施でした。世の中が「対面中止⇔対面もOK」と方針がくるくる変わる中、「中野区の施設がO

研究会「オーストラリアで日本語を使う子どもを育てる」に参加!~「継承語から繋生語」という考え方に魅せられて~

    ~「継承語から繋生語」という考え方に魅せられて~8月末、オーストラリアで継承語教育に関わるトムソン 木下 千尋さんが、アクラスをお訪ねくださいました。昨年から「子どもの日本語学習支援」に関係を持ち始めた私は、トムソンさんのお話を夢中で伺っていました。その中で、次のようなトムソンさん

ご紹介:修士論文(内山夕輝氏)「日本に在住するブラジル人の日本語学習動機~母語での生活が可能な環境において~

先月、内山さんのフェイスブックに、以下のような【ご報告】が出ました。【ご報告】拙稿「日本に在住するブラジル人の日本語学習動機 -母語での生活が可能な環境において-」が、東京外国語大学学術成果コレクションの推薦公開修士論文に収録されました。正確に言うと、少し前からされていた

実施報告「中野区長と留学生の懇談会:外国人住民への情報提供-多言語化とやさしい日本語-」(2022.6.29)

今年で9回目となる中野区長と留学生との懇談会が、6月29日に行われました。主催は明治大学国際学部山脇ゼミ、協力は中野区ですが、今年は、協力団体にイーストウエスト日本語学校とアクラス日本語教育研究所が加わりました。年を追うごとに、より地域社会に根付いた「中野区長と留学生の懇談会」に進化してき

 「Step forward Together~ダウン症告知から愛おしい33年間~」を聴いて~すべての人が自分らしく、生き生きと暮らせる社会をつくるために~

5月中旬、津田塾大学同窓会山梨支部による研修会に参加しました。今回のタイトルは、「Step forward Together~ダウン症告知からの愛おしい33年間~」、講師は、富山県に住む上原(かみはら)公子さんと、息子さんの悠太さんです。同級生の早川与志子さんからのお誘いで、この研修会を知った私は

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