四国大学の小倉さんから、すてきな「介護カルタ」をプレゼントしていただきました。
これは、四国大学短期大学部生活科学科で学ぶ「生活福祉専攻2年生」と「介護福祉専攻1年生」の方々が作ったものです。
ふつうのカルタよりずっと大きなサイズで、とても可愛いイラスト付きです。これも、学生さんが作ったもの(吉岡未来惠さん)で、読み札も学生さんの毛筆によるものです(落合幸美さん)。
さっそく四国大学のサイトを見ると、そこに詳しい説明がありました。
老人福祉施設のお年寄りらに楽しんでもらうことを目的に学生が中心となり、お年寄りと介護職員らのふれあいをテーマに詠んだ川柳を考え、習字が得意な学生が筆ペンで書き、絵が得意な学生が色鉛筆で描いた絵を添えて一枚ずつ心をこめて皆さんに親しんでいただけるように製作しました。
ヒューマンボランティア協会のご援助により、A5サイズの大きな「介護カルタ」を印刷し、県内の社会福祉施設に届け、レクリエーション活動に活用していただいています。
また、学生たちは実習へ持参して、実際に「介護カルタ」を用いて施設の方々とコミュニケーションを図り、好評を得ています。
A5サイズという大きなサイズにしたことで、お年寄りでも見やすく取りやすくなっています。また、数枚のカルタを利用してのカルタ遊びや、車椅子の方でも参加できるように新聞紙を丸めた棒を使って楽しんだりと色々工夫することにより、より多くの方々に楽しいでいただくことができます。
また、小倉さんからは次のようなメッセージをいただきました。
~「介護のこころ」をカルタに込めた学生の想い~
子どもから高齢者の方々まで多くの世代に介護のことを親しんでもらいたいという想いから介護カルタを学生主体で作成しました。
詠み句は、学生から募集しました。詠み句ごとに色鉛筆で描かれています。介護カルタを通じてやさしい気持ちが育まれ、介護福祉の輪が広がっていくことを願っています。
また、カルタ遊びを知らない外国人留学生にも好評で日本の文化と介護のこころを学ぶ役割にもつながっています。
みなさま、すべてのカルタが、四国大学のサイトからダウンロードすることができるようになっています。ぜひ様々な形で活用してみてください。こうした学生さんによる作品を一般公開して使えるようにしてくださっていることに、感謝いたします。
四国大学「介護カルタ(介護福祉専攻オリジナル)