12月17日、中野区中央図書館にて「日本で学ぶ!働く!外国人によるビブリオバトル」がありました。これは、鈴木中央図書館長からご相談があり、「ぜひ中央図書館で実施しましょう」ということから企画が始まったものです。
まずは中野区にあるイーストウエスト日本語学校に声をかけ、また、他の日本語学校の先生方や日本で働いている方々、杉並区子ども日本語教室のご父兄にも声をおかけしました。
当日は、7人の参加者での実施となりました。日本語学校の留学生3名、日本の会社で仕事をしている元留学生3名、日本文学を研究し、中国で日本語教師をしていた方と、実にさまざまな方々です。
*『人間の絆』(サマセット・モーム)
*『楼蘭』(井上靖)
*『窓際のトットちゃん』(黒柳徹子)
*『ドキュメンタリーの舞台裏』(大島新)
*『三体』(劉慈欣)
*『超一流の雑談力』(安田正)
*『神話と日本人の心』(河合隼雄)
どの発表も「なぜその本を取り上げたいのか/どの箇所に、なぜ魅せられたのか」などしっかりと語られていて、どれも個性があり、みごとなものでした。「チャンプ本」になったのは、
『ドキュメンタリーの舞台裏』
発表をしたのはトン・ジャチュンさんです。
終わってから、私はこんなことを考え始めました。
・ビブリオバトルを広く知ってもらうためにも、「チャンプ本」になったトンさんの発表を再現して、動画に撮ることができないだろうか。
・せっかくなので、先生方にも来ていただいて、「ディスカッション」も出来るといいのではないだろうか。
トンさんに相談すると、すぐに「はい、アクラスに伺います!」という返事が戻ってきました。そして、収録は、中野区中央図書館の方々がアクラスにお見えになる日に合わせました。
どうぞ皆さま、トンさんの発表をお聞きください。動画の構成は以下のようになっています。
*ビブリオバトル(知的書評合戦)の紹介
*トンさんの発表+ディスカッション
*中野区立中央図書館長のメッセージ
追記:中野区立中央図書館のサイトに記事が出ました。
『日本で学ぶ!働く!外国人によるBIBLIO BATTLE』終了のお知らせ