現場から

　日本語学校のスピコンのポスター、「なでしこ会」との新たな縁を生む！

今年も９月５日（火）に、イーストウエスト日本語学校のスピーチコンテストが中野ゼロホールで行われました。２０クラスが午前と午後とに分かれての実施、それぞれに個性があり、とても有意義な時間となりました。このスピーチコンテストは、司会もポスター作りも学生さんによるものです。今回も何人もの留学生がポスターを作成してくれました。

そして、ある１枚のポスターが、「なでしこ会」の活動へと繋がっていきました。そのエピソードをお伝えしたいと思います。

毎年、ポスターが出来ると、ご近所に貼りに行かせていただきます。それをご覧になった「なでしこ会」のムンさんは、ある１枚のポスターを前にして、ふとこんなことを思いついたのだそうです。

どのポスターもすてき！あっ、この学生さんのポスター、私達のボランティア活動≪布巾づくり≫のデザインにぴったりの雰囲気にぴったり！ぜひ一度このポスターの作成者に会って、「布巾のデザインを考えてください」とお願いしてみよう！

それは、台湾出身の沈昱璇さん(以下、「さきさん」）が描いたポスターでした。ムンさんのお願いを聞いた教務の先生がさきさんに話をし、８月下旬お二人が会うことが決まりました。そこに私も同席させていただくことができました。

ムンさんは「なでしこ会」の誕生から今までのことを、丁寧に詳しくお話しになり、たくさんの布巾用デザインを提示しながら、「どんな思いで会員の方々が布巾を作っていらっしゃるのか」について、さきさんに伝えていきました。（現在、「なでしこ会」の平均年齢は、８５歳です！）なお、「なでしこ会」については、以下の記事をご覧ください。