投稿記事

研究会「オーストラリアで日本語を使う子どもを育てる」に参加!~「継承語から繋生語」という考え方に魅せられて~

    ~「継承語から繋生語」という考え方に魅せられて~8月末、オーストラリアで継承語教育に関わるトムソン 木下 千尋さんが、アクラスをお訪ねくださいました。昨年から「子どもの日本語学習支援」に関係を持ち始めた私は、トムソンさんのお話を夢中で伺っていました。その中で、次のようなトムソンさん

ご紹介:修士論文(内山夕輝氏)「日本に在住するブラジル人の日本語学習動機~母語での生活が可能な環境において~

先月、内山さんのフェイスブックに、以下のような【ご報告】が出ました。【ご報告】拙稿「日本に在住するブラジル人の日本語学習動機 -母語での生活が可能な環境において-」が、東京外国語大学学術成果コレクションの推薦公開修士論文に収録されました。正確に言うと、少し前からされていた

  多文化共生セミナー~「なぜ基本法が必要なのか」実施報告~分野を越え、垣根を越え、オールジャパンで動きませんか~

  2022年7月25日、オンランにて多文化共生セミナーが実施されました。これは、NPO法人中信多文化共生ネットワーク(CTN)と、明治大学山脇啓造研究室が主催団体となり、実施されたセミナーです。社会において多文化共生基本法(以下、基本法)が、なぜ必要なのか、さまざまな方々が、それぞれのフ

実施報告「中野区長と留学生の懇談会:外国人住民への情報提供-多言語化とやさしい日本語-」(2022.6.29)

今年で9回目となる中野区長と留学生との懇談会が、6月29日に行われました。主催は明治大学国際学部山脇ゼミ、協力は中野区ですが、今年は、協力団体にイーストウエスト日本語学校とアクラス日本語教育研究所が加わりました。年を追うごとに、より地域社会に根付いた「中野区長と留学生の懇談会」に進化してき

 「Step forward Together~ダウン症告知から愛おしい33年間~」を聴いて~すべての人が自分らしく、生き生きと暮らせる社会をつくるために~

5月中旬、津田塾大学同窓会山梨支部による研修会に参加しました。今回のタイトルは、「Step forward Together~ダウン症告知からの愛おしい33年間~」、講師は、富山県に住む上原(かみはら)公子さんと、息子さんの悠太さんです。同級生の早川与志子さんからのお誘いで、この研修会を知った私は

 「世界難民の日こいのぼり」、岡山の空に舞う~難民の子どもたちの幸せを願い、難民支援の広がりを期待し……~

今、岡山で行われている「世界難民の日こいのぼりプロジェクト」をご存知でしょうか。このプロジェクトは、岡山を拠点として、鯉のぼりを製造・販売している「株式会社徳永こいのぼり」と、岡山在住の方々によってはじめられた共同企画です。「世界の難民の子ども達が幸せに暮らすことができること」を願い、みん

絵本『金の魚のはなし』の絵を描いたウクライナの少年

~平和を祈りながら絵を描き続けるオレクサンドル君~5月16日に、「5言語合本絵本『金の魚のはなし』(アレクサンドル・プーシキン作)」が出版されました。これは、<日本語、ロシア語、英語、中国語、ポルトガル語>の「5原語合本絵本」です。この絵本の絵

朝日カルチャー「OPIでいきいき授業~日本語教師力アップ~」(3回シリーズ)

2022年7月24日より、3回シリーズで「OPIでいきいき授業」を行います。   ★第1回 7月24日(日)10時30分~12時30分          <OPIを知って、「発話を引き出す力」を養う>   ★第2回 7月31日(日)10時30分~12時30分    

わたしたちの「漢字ナーダム」~ウランバートルの現場から~

  説明:ある日私のところに、モンゴルから13冊の漢字の本が届きました。それは、ウランバートルで長年活動を続けていらっしゃる中西令子さんからのプレゼントでした。私はこの思いがけないプレゼントに感動。中西さんに「この漢字の本が出来たプロセスについて是非書いてください」とお願いしたのでした。皆さま、是

アクラスを立ち上げて10年~「どんなときも明日に向かって!」を支えに~

ちょうど10年前の今日、私は20数年勤めたイーストウエスト日本語学校(以下EWとします)を去りました。ずっと仲間とともに仕事を続ける予定だったEWを突然去ることにしたのは、辛い決断でした。しかし、それから10年、とても充実した日々を送ることができたのは、皆さまとの対話、協働があったからと、感謝の念

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